直接相談するかメールなどを使うか
上司に仕事の相談をするとき、あなたはどのような手段で行いますか?基本的には直接相談した方が、意図が伝わりやすく、上司に対しても好印象です。ただ、相談は必ず行わなければならない、社会人としての必要な行動です。そのため、上司が出張等でオフィスを長期間不在にしていたり、「直接相談するほどでもないか…」という、日々発生する事項の相談だったりする場合は、会社の社風に応じて電話やメールを使って相談するのも良いでしょう。また、最近はビジネスチャットを使う企業が増えてきています。そのため、ちょっとしたことでもビジネスチャットで相談をすればいい環境にあります。ビジネスチャットで相談する場合には、チーム共有のチャットでは相談せず、個人チャットで相談しましょう。
仕事の相談をするタイミングを見計らう
直接相談をするときは、相談できないタイミング、できるタイミングが存在し、今はどちらなのか見極めて声をかけなければなりません。好印象を与える相談にするためのタイミングを考えていきましょう。
機嫌が悪いときは避ける
上司の機嫌が悪いときは相談するのは避けましょう。とはいえ、いざ相談しようと決意して勢いが付いた状態では、なかなか相手の様子まで見て取れないものです。一度冷静に、相手の様子を伺ってみましょう。上司も人間ですので、機嫌次第であなたの相談に対して真摯に向き合ってくれるか決まる場合もあります。相手の機嫌が悪いときは避け、機嫌が良いときを見計らって相談するようにしましょう。
忙しそうにしていないときに相談する
上司が仕事で忙しそうにしていないときに相談すると良いでしょう。忙しいときに相談すると、後回しにされて忘れられてしまったり、じっくりと話を聞いてくれなかったりすることに繋がります。そうなるとまた同じ相談を持ちかけないといけないため、上司にとってもあなたにとっても面倒なことになります。1回で相談が済ませられるように、上司の仕事の状況が一段落したときを見計らって声をかけたら好印象です。
上手な相談の仕方
では、上手な相談の仕方というものはどんなものなのでしょうか。実際に上司に相談することを想定して、考えていきましょう。
相談に必要な資料を用意する
上司に相談する前に、必要な資料があれば揃えられる限り揃えて、相談するようにしましょう。必要な情報が不足したまま臨むと、上司も判断に困りますし、せっかく時間を割いてくれた上司に対しても失礼になってしまいます。きちんと資料を用意して相談に臨むと、あなたの真剣さが上司に伝わり、好印象を与えられます。必ず親身になって相談にのってくれるはずです。
時間をとれるか確認する
上司に相談の時間をとってもらえるか、必ず確認するようにしましょう。声をかける際は、「○○についてご相談があるのですが、今お時間よろしいでしょうか」など目的を明らかにして声をかけます。Googleカレンダーなどでスケジュールが共有されている場合は、上司のスケジュールを確認し、上司の時間が取れそうなときを確認して、声をかけるとスムーズにいく場合があります。
何の相談か明確にする
上司に相談するときは、できるだけ相談内容を整理して伝えるようにしたほうが賢明です。内容が漠然としままで相談してしまったら、上司も判断に迷ってしまいますし、相談の時間も余計にかかってしまいます。それを防ぐためにも、上司に話を切り出す際に、「○○について相談したいのですが」とはっきり伝えて、要点を押さえて相談するのがベストです。友人や家族に対して相談するのとは異なるということを意識して、上司への相談は、事前準備を怠りなく、上司が判断をしやすいように話す内容を意識して臨むようにしましょう。